ショタスキーにも色々ある。

 『ツイ☆てる』のESレビューのエントリはてなスターとやらがついておったのじゃ。はてなスターとかよくわからんけど。とりあえずふゆいちごさんありがとうございます。何とも充実したショタ情報ブログですねぇ。
 んで、そこから経由して、『ツイ☆てる』のこんなレビュー記事(lain06さん)を見つけたんだけど、以下引用

 ここからは以前の感想の繰り返し。この作品のヒロインたちはオトコノコではなくオンナノコ/オトコノ娘であり、ユーザーはヒロインたちのアナルに処女性を、ペニスに少女性を違和感なくまとわせたうえで記号的消費を行っているのだ。ショタ作品であるといえばそうかもしれないが、背徳や転倒を意識させて少年性の残滓を残す『ぴことちこ』など、他のショタ作品との差は、やはり大きなものだと思う。

 このお話には激しく頷いてしまった。『あいこ』も『ツイ☆てる』も、当たり前のように「女の子」的な性を身につけてるんだよね。本来なら女性的性を身にまとう女装少年のほうが色々物語的にややこしくなりそうなもんだけど、そこらへんは華麗にすっ飛ばしている。まぁ『あいこ』は作品の舞台設定でシンプルにエクスキューズをつけたってのが上手かったかもですが。
 これは作品が想定するターゲット層の中に、ある程度以上「積極的ショタスキー」以外のエロゲーマー層が見込まれてるってのもあるんじゃないかな、と。メンドくさい話を全部とっぱらったほうが、単純についてる女の子って風に処理もしやすいかもしれない。
 俺はと言うと、ショタも好きだけどどっちかって言えば女装少年(ショタ)スキーなので、女装自体は嬉しいんだけど、意識が完全に女の子ってよりは、男性なのに女性的な性の役割の担っているというヒロインの自己認識と、倒錯的な雰囲気が欲しいんですよね。そんな俺の原風景は砂々塚さんの同人誌と扉行広さんの小説ですね。
 ともあれ、もっとエロゲー界でもこのジャンルが流行してくれないかなーと思っておるわけですよ。快楽系陵辱だとなおよし。