崇高なる目的地

 寝取られ

 ただ、そもそもエロゲというジャンル自体のなかで、セックスが「(程度の差こそあれ)ある種の崇高なもの、簡単に手の届かないもの」でありながらも、同時に「物語内の人間(ってゆーかまぁここでは恋愛)関係の根幹に非常に強く結びついていて、かつ必ず到達し得る(とされている)もの」でもあるという二重性を抱えてることに関わってくるような気もするなぁ。
 一般世界との言語キャップと言うか、エロゲーマーの脳内では登場するヒロインはみんな並列で独占彼女であるべきとされている場合が多いから、と言われてしまえば、それもそうなのかもしれないけどさ。

2月の新作購入検討メモ

2/1
…『しあわせなお姫さま』(裸足少女)

  • 乳がデカいなぁとか、きっといきなりフルスロットル卑語なんだろうなとかあるんだけど。メインヒロインのかわしまりのさんの声は結構好きなので悩む。

2/22
…『秋箱秋色恋華秋色謳華)』(パープルソフトウェア

  • 気になるが、気になるだけで終わる気もする。たまにはこういうのもいいかな、とも思うんだけど。

△『イカレタ教室〜こんなのが当り前の授業風景!?〜』(TinkerBell

  • 今回はグロ無さげなので。

2/29
△『淫夢学園「だめ…こんなになっちゃうのは夢の中だけなの…!」』(ルネ)

  • イカレタ教室」の同工異曲っぽい。ルネなので大外れはないだろうけど。

○『超昂閃忍ハルカ』(Alicesoft

  • エスカはコメディ展開のヌルさがイマイチ合わなかったんだけど、今回はヒロインが丁寧語なので買わざるを得ない。


 今月はあんまりビビビッとくるのが、物語、エロ共に無いなーってのが正直なところ。

 

25日戦線

 『夏神』と『ご主人様だーい好き』はプレイ完了。あとでESにレビュー書く。なんていうか、もう一押しなカンジでございました。『Garden』はまだまだプレイ中。絵里香ルートの最中、主人公が別人のように豹変したことをのぞけば、非常に素晴らしい。素晴らしいからこそ惜しいなー。次はちっこい学級委員さんか、隣りの席の人のルートをやりたい。

『あかね色に染まる坂』のCS版の件

 俺は普段アニメをあんまり見ないので、アニメ界隈の声優さんについてよく分からない。だから、新しくキャスティングされた方々がどんな人達なのかも分からない。でもどうやらみんな有名な人達らしいので、きっと人気面でも演技面でも、魅力的なキャスティングなのだろう。
 ばってん、俺の湊は違うと声を大にして申し上げたい。まぁ俺は湊大好き人間だから殆ど湊のことだけに頭がいってるけど、きっと他のキャラクターのファンの人達もそう思っているんじゃないかなあ。声優さんの演技の、物語における役割ってのは、そんな小さいものではないと、俺はそう思う。俺は、あの声の湊を好きになったんだもの。
 でもしょうがないよね。「ぱられる」だもの。「ぱられる」じゃあしょうがない。……俺には見えないし、聞こえないけれど。さ、湊のピロートークCDを聴く作業に戻ろうっと。

『Garden』(CUFFS)プレイ中。

 いや、評判はどうあれ折角買ったんだし。トノイケダイスケ氏の携わったゲームをプレイするのは初めてで、体験版もやらずにオフィシャルHPだけざっと見て予約したので正直不安もあったんだが、普通に面白い。主人公がとてつもない「僕不幸なんです」オーラを絶え間なく発散させていて、「くるよぞ、くるぞ、くるぞ、きたー!」ってなタイミングで自虐的なセリフを吐く。苦笑する。肩をすくめる。も、絶対「俺なんかに構うなよ」って表情で、でもどう見ても構って欲しそうという。でもそれがいいね。何と言うか、俺が最も好きなタイプの主人公だ。文章も、そういういかにもって感じのポエミーな文章で、あらゆることをネガティブな自分語りに繋げる類のものなんだけど、俺はそういうのが大好きだし、ポエミーなだけあってとても綺麗だと思う。あれ、自分で言うのもなんだが儲っぽい文章になってきたぞ(笑)
 というか評判を聞く限り、絵里香のキャラ紹介に背中を押されて買った俺はラッキー・・・なのかな? 久しぶりに、一気に終わらせたくなくてじっくりと腰を据えて読みたい物語に出会えたので嬉しい。まったりじっくり進めるつもり。